M204 の意味
送り速度は要求される巡航速度であり、加速度はその速度に近づく速さと離れる速さを決めます。短いセグメントは、指定された送り速度まで到達しない場合があります。高い加速度は時間を短縮できますが、機械が追従できなければ振動、リンギング、騒音、脱調を増やす可能性があります。
現在の Marlin では P が印刷加速度、R がリトラクション加速度、T が空移動加速度を設定し、旧来の S は印刷と空移動を同じ値にします。Klipper は M204 S を受け入れますが、P と T の両方があると、印刷と空移動を別状態として保持せず小さい方を使います。そのため、同じ行でもファームウェアによって計画挙動が異なります。
構文とパラメーター
M204 P<print-accel> T<travel-accel> [R<retract-accel>]M204 S<accel>PMarlin での印刷移動の加速度。現在の長さ単位 / 秒²で指定します。
TMarlin での空移動加速度。Klipper の P/T 互換形式では最小値計算の一部になります。
RMarlin での押出機だけのリトラクション / 復帰加速度。
S旧来または共通の単一加速度値。適用範囲はファームウェア固有です。
実用例
印刷と空移動を分ける
M204 P1200 T3000Marlin は印刷に 1200、空移動に 3000 を使います。Klipper の互換解釈は異なります。
単一値を設定
M204 S1500広く認識される形式ですが、実効加速度はファームウェアの制限を受ける場合があります。
ファームウェアごとの扱い
| システム | 対応状況 | 相違点 |
|---|---|---|
| Marlin | 一般的 | P、R、T で印刷、リトラクション、空移動の開始加速度を選びます。旧来の S は非推奨です。 |
| Klipper | 方言を確認 | S で加速度を設定します。P と T が両方ある場合は、別モードではなく小さい方を設定します。 |
| RepRapFirmware | 方言を確認 | ファームウェア固有の M204 の意味と制限に基づいて、運動調整に対応します。 |
| CNC controllers | 方言を確認 | 加速度は通常コントローラの構成値であり、M204 は移植可能な契約ではありません。 |
このビューアーで確認できること
ビューアは対応する M204 を追跡し、各移動の時間推定に有効な印刷または空移動加速度を使います。ファームウェアの制限と機構も影響するため、結果は推定値として表示します。
よくある誤り
- mm/分の F 送り速度と、mm/秒²の加速度を混同しないでください。
- 要求値は軸制限、ファームウェア設定、Input Shaping の制約で上限を受ける場合があります。
- 同じ行を両方で解析できても、Marlin の P/T と Klipper の P/T は同じ意味ではありません。
一次資料
このページは、以下の資料に基づく英語版から翻訳した解説です。コマンドを実機へ送る前に、対象機械のファームウェアと設定を必ず確認してください。