G92 の意味
G92 は G92 E0 の形でよく見られ、現在の押出機位置をゼロとするようファームウェアに伝えます。スライサはこれを使い、絶対 E の値を扱いやすく保ったり、印刷フェーズの前後で押出をリセットしたりします。座標のラベルが変わるだけでノズルや押出機は動きません。
G92 に X・Y・Z が含まれると、以降の絶対移動は新しいオフセットを通じて解釈されます。これは制御されたワークフローでは有用ですが、ビューアでは誤解しやすいです。G92 を移動として扱うと虚偽の線が生じ、オフセットを無視すると以降のすべてのパスがずれます。
構文とパラメーター
G92 [X<position>] [Y<position>] [Z<position>] [E<position>]X / Y / Z現在の物理的な軸位置に対する新しい論理座標。
E新しい論理押出機位置。G92 E0 がスライサで最も一般的な形式です。
実用例
押出機の座標をリセット
G92 E0フィラメントを押し出したり引っ込めたりせずに、現在の押出機位置をゼロと呼びます。
一時的な XY フレームを作成
G92 X0 Y0
G1 X20 Y0次の絶対移動は、X0 Y0 と貼り直された物理点から 20 単位の位置で終わります。
ファームウェアごとの扱い
| システム | 対応状況 | 相違点 |
|---|---|---|
| Marlin | 一般的 | 設定されたソフトウェアエンドストップの挙動に従い、論理軸または押出機位置を設定します。 |
| Klipper | 一般的 | E のリセットによく使われます。マクロでは save/restore state ヘルパーを好む場合があります。 |
| RepRapFirmware | 一般的 | 対応しています。座標とツールの意味はファームウェア固有です。 |
| CNC controllers | 方言を確認 | G92 は一般に座標オフセットを確立します。永続化とリセット命令はコントローラにより異なります。 |
このビューアーで確認できること
座標オフセット追跡
ビューアは G92 を移動ではなくフレーム変更として扱います。XYZ オフセットと E リセットは以降のパスとフィラメント計算に引き継がれます。
よくある誤り
- G92 は軸を原点復帰せず、物理位置を検証しません。
- 気づかない XYZ オフセットは以降の絶対座標がずれているように見えることがあります。
- オフセットは意識的にリセットまたは置換してください。永続化ルールはプリンターと CNC ファームウェアで異なります。
一次資料
このページは、以下の資料に基づく英語版から翻訳した解説です。コマンドを実機へ送る前に、対象機械のファームウェアと設定を必ず確認してください。