M105 の意味

プリンター操作画面などのホストは M105 を定期的に送り、構成済みヒーターの現在値と目標値を含む応答を受け取れます。ラベルは構成によって異なりますが、一般的な応答では T:205.1 /210.0 や B:59.8 /60.0 のように測定温度と設定値を区別します。

M105 は要求と応答で成り立つコマンドです。G-code ファイルに含まれるのは要求であり、将来のセンサー応答ではないため、静的解析からその時点の機械温度を再現できません。ホストが反復する M105 応答を非表示にしたり、ファームウェアがポーリングの代わりに Marlin M155 のような自動報告を提供したりする場合もあります。

構文とパラメーター

M105
M105 T<hotend-index> [R]
T

対応するファームウェアで、特定のホットエンド番号を指定して要求します。

R

Marlin で冗長温度センサーが構成されている場合、その値も含めます。

実用例

温度報告を要求

M105

ファームウェアは現在のヒーター測定値を接続中のホストへ返します。

一般的な応答形式

ok T:205.1 /210.0 B:59.8 /60.0

ホットエンドとベッドの現在値 / 目標値を示す説明用の応答です。実際のラベルは構成によって変わります。

ファームウェアごとの扱い

システム対応状況相違点
Marlin一般的構成済みの温度センサーを報告します。M155 では一定間隔の自動報告も設定できます。
Klipper一般的ホスト互換のため M105 に対応します。構造化クライアントは機械状態 API を使う方が適しています。
RepRapFirmware一般的ファームウェアで定義された応答形式により、温度と状態を報告します。
CNC controllers該当なしM105 は一般的な CNC 温度報告規格ではありません。

このビューアーで確認できること

要求は表示、ライブ応答は取得不可

ビューアはソース内の M105 を表示できますが、プリンター接続、センサーストリーム、ホスト応答はありません。そのため、温度値を推測して表示しません。

よくある誤り

  • M105 はノズルを加熱しません。目標設定には M104/M109 などを使います。
  • 応答に目標値があっても、ヒーターが到達済み、または維持可能であることの証明にはなりません。
  • 静的 G-code とライブテレメトリーは異なる証拠源であり、混同しないでください。

一次資料

このページは、以下の資料に基づく英語版から翻訳した解説です。コマンドを実機へ送る前に、対象機械のファームウェアと設定を必ず確認してください。